宮本典子書|ray of lights

ray “光” |作品ができるまでの過程

昨月から「光」というテーマに取り組んでいました。

「暗闇を照らす光」というイメージが最初に浮かび、黒いキャンバスの色が決まったのですが、ここにどのような「光」を書くか?で試行錯誤を繰り返したのが今回の作品です。


最初は「light」という字、まばゆく圧倒的な光のイメージで書いていたのですが、どうしても落ち着きません。

1ヶ月ほど書いては潰しを繰り返していたある日、先日105才でお亡くなりになった、聖路加病院の日野原重明先生が残した本に目が留まりました。

その本の最初には、聖書のみことばが載っていました。

「初めにことばがあった
ことばは神と共にあった
ことばは神であった」
ヨハネの福音書1:1、2

そして、

「私が言葉によって支えられてきたように、
迷い傷ついたあなたの心へ、私の言葉が届くことを願っています。」

と続けてありました。

これを読んだとき、「やっぱり私の光はこれしかない」と確信しました。

神々しく天から静かに降りてくる、細いけれど確実に人々の心に届くもの。

「light」というまばゆい光ではなく、私にとって光は「ray」、一筋の光でした。

それを思った時、イメージが決まってしまう漢字や英語といった「言葉」ではなく、線で表現することが一番しっくりきました。

 

ray “光”

宮本典子書|ray of lights

作品を作る時は文字を使って表現することが多いですが、今回のように「画」に近い表現に落ち着くこともあります。

思いが最初にあり、形にする方法はさまざまですが、作品が人を励まし、背中を押すものでありたいと願っています。

作品のオーダー、販売についてはお問い合わせより承ります。

 

2 Comments

    1. 日野原先生ともご縁があってお仕事させて頂いたことは本当に感謝です。
      生前のドキュメンタリーや手記を見るたびにお姿を思い出します。

      最後まで精力的に活動された先生のように、
      今できることに精いっぱい取り組んでいきたいと思わされます。

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